去年請願書を提出して以来、初めてのプチ会となりました。
修学旅行先を日光から非汚染地域へ変更してもらうよう訴えた請願書は不採択になりましたが、議会後に日光市が汚染状況重点調査地域(追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以上を指定要件の基準とし、これを空間線量率に換算した場合に、空間線量率が毎時0.23マイクロシーベルト以上の地域を汚染状況重点調査地域に指定する)に指定されたり、栃木県は原発事故による健康への影響を調べるため、3〜15歳の子供約3700人を対象にした外部被ばくの線量測定する事が決まるなど、状況は市議会・教育委員会定例会の時点とは変わってきていると思っています。
また3.11の地震に続く大地震・余震の可能性(それに伴う福島第1原発の冷却機能の停止、4号機の倒壊など)も大きく取り上げられ始めました。
福島・宮城・茨城沖では頻繁に地震も起きているので、地震の被害や二次災害を考えても、より安全の確保しやすい西日本方面に行き先を替えた方が良いのでは? と思うようになりました。
12月の時点で教育委員会による行き先変更はしないという事でしたが、日光市をはじめ、余震の想定されている所以外に変更してもらいたいという事を前提にして、また、先々日光から変更できなかった場合の対応についても教育委員会に話し合いの場を持ってもらえないか連絡を取ってみようという事になりました。
以下に挙げた内容は、行き先を変更できない場合を想定したものです。
プチ会のメンバーのみならず<NO!NO!放射能ミーティング>よこすか&みうらのメンバーにも内容を相談してからのアクションになる予定です。
私達は<子ども達の避けられる被ばくは避けたい><あの時修学旅行に行かせなければ良かった>と後悔したくない。
その一念で活動しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
* 修学旅行先がどこであっても西日本産の食品を使用してほしい
(産地を公表してほしい)
* 教育委員会が横須賀市の学校が行く地点の線量をあらかじめ計りに行き、誰にでも分かりやすい形(写真等も含める)で記録し、学校 長・保護者に報告。0.23μ㏜を超える場所に関してはコースから外すよう指示する。
* 文部科学省の発表した航空機モニタリングデータ、栃木、日光市が発表している線量測定結果(横須賀市との比較)、実際横須賀市が 計りに行ったデータ等、保護者の判断で参加するかどうか判断できるデータを用意し、参加・不参加の選択を出来るようにする。
* 汚染された落ち葉、腐葉土のある山間部のハイキングは行わない
* 旅行先でマスクを着用させるかどうか、学校から保護者に希望を聞くようにする
* 引率者が線量計を持ち、常に放射線量をチェックする
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
汚染状況重点調査地域に指定されてから初めての行政アクションです。
前にも書きましたが、少しは教育委員会の見解も変わる可能性があるので、日光行きを前提にせず、まずは変更をもう考えて頂くようお願いしたうえで、ここに挙げた事に関して教育委員会の方にお話させていただきたいと思っています。
学校はそろそろ来年度の学校行事に関して動き始める事もあるようですので、2月中には話し合いの場をお願いしたいと思います。
また修学旅行プチ活動開始!!です。
posted by NO!NO!放射能! at 00:59
| 神奈川 ☔
|
Comment(0)
|
修学旅行を考えるプチ会
|
|