「NO!NO!放射能」ミーティング@よこすか&みうらは、
2011年7月に、子供たちを放射能から守る事を目指して発足しました。

この会は、いかなる政治団体、宗教団体など他団体の影響を受けず
「子供たちの被曝低減」を目的として活動します。
反原発、反原子力空母の会ではありません。

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2012年01月17日

修学旅行先についての請願書

当会のメンバー有志で集っている「修学旅行について話し合うプチ会」では昨年、修学旅行の行き先変更を求めて市議会に請願書を提出しました。

これは、子どもの健康を心配する普通のママたちによる行動です。
その経緯と、結果についての報告が書かれています。
長い文になりますが、ぜひご覧ください。

◇■

横須賀市立小学校の修学旅行先についての請願書を提出しました。


この件について、タウンニュースに大きく取り上げて頂きました(2011年12月9日号)。
修学旅行先変更求む声

1 請願書提出までの経緯
<NO!NO!放射能ミーティング@よこすか&みうら>には、それぞれが心配している事柄について話し合う<プチ会>があります。その一つが<修学旅行プチ会>です。そこでは小学校6年生の修学旅行先である日光で子ども達が余計な被ばくをするのではないかと心配する保護者達が集まって話し合いをしています。

日光市は文科省の航空モニタリングでも明らかになった通り、高濃度に汚染されている事が分かりました。

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*文科省のモニタリングデータを日光中心に加工したもの

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*栃木県のモニタリングデータ

しかし、日光市は土壌調査をしないまま観光安全宣言を出してしまったので、今年の6年生は日光へ修学旅行に行きました。その中の保護者には不安な気持ちでお子さんを送り出した方、被ばくを恐れて修学旅行の不参加を選択した方もいらっしゃるのです。

≪環境省は12月19日、日光市を国の費用負担で市町村が除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定すると発表しました。(来年1月1日に全面施行される放射性物質汚染対処特措法に基づき、空間放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以上の地域がある市町村が対象となる)≫



私達は、被ばくの影響を受けやすい子ども達にとって、被ばく量が少ないに越したことはないというのは周知の事実があるにもかかわらず、修学旅行という名目のもと、横須賀の何倍も空間線量が高く、高濃度に汚染された場所へ子ども達を半ば強制的に行かせる事に疑問を持ちました。

単純にセシウム137の割合から考えても、ストロンチウムが蓄積している事は明確です。
セシウムが恐ろしい事も周知の事実ですが、さらにストロンチウム90は生物学的半減期が50年と長く、 セシウム等より健康被害が大きく、骨の中で細胞の設計図であるDNAを壊し続けることがわかっております。
このストロンチウムが含まれているかどうかの土壌調査を日光市がしていないという点は、私達の一番の不安要素でした。

そしてプチ会で相談した結果、<市議会に請願書を提出してみよう>という事になりました。

なぜいきなり市議会に??
と思われる方もいらっしゃると思います。

原発事故後、給食に使用される食物の汚染を心配した保護者達が、教育委員会に安全な給食を求めて電話やメールで問い合わせをしました。それぞれが何度も何度も掛け合いましたが何の進展もなし。

そこで交渉先を学校に替えました。
「生物濃縮で汚染されやすい牛乳を飲ませたくない」、「お弁当を持たせたい」と学校に掛け合い、学校によっては最近まで話し合いを続けたところもあります。

 放射能汚染を心配している親御さんたちは、教育委員会や放射能に不安を持たない学校との交渉に疲弊しているのです。さらに、学校と修学旅行について交渉することで、先生との間に溝が出来てしまったりすることを恐れているのです。

そこで、修学旅行先については「保護者が個として学校や教育委員会に掛け合わなくてもよい方法を」と考えたところ、市議会に<横須賀市立小学校の修学旅行についての請願書>として提出してみようというところに至ったのです。

↓↓↓↓↓↓↓続きはこちら↓↓↓↓↓↓↓

2 請願書の結果について

原発事故後から、以前から個人的に市内の線量を計るなど活動をされていた市議会議員さんに紹介人になっていただき、私達の請願書は市議会に提出されました。

請願書を見る

最終的に結果は不採択に終わりました。

請願の審議結果のお知らせを見る

市議会も世の中と同じで、子ども達を放射能から守るという事に関しての意識の差を痛感しました。

委員会の内容としては、請願書の内容に沿った質問を教育委員会に投げかけて下さいましたが、それに対する教育委員会の回答は私達が提出した資料内容とは隔たりのあるものでした。

提出した、汚染に関する資料などはHPで確認した程度にも関わらず、観光安全宣言を出している日光市とは連絡を取り合っていて、空間線量は0.1〜0.2μSv/hで、日光市の学校も通常通りだから大丈夫ですということでした。

他の議員さんは<ICRPのALARA(As Low As Reasonably Achievable--「合理的に達成 可能な限り被ばく量を低減する」という原則)提言を受け入れるならば、横須賀市より線量が高く除染基準も高い日光市へ行くにあったって、被ばく量を増やしてでも行くメリットについて説明する義務があるのではないか>という旨の発言をして下さいました。

それに対する教育委員会の説明は、<ALARA提言は受け入れるべきだと思う〉と、子どもに余計な被ばくはさせない方がいいと考えている点においては私達とは同じであったものの、<移動距離も小学生には適しているし、歴史・文化遺産と自然に満ち溢れており>と、現段階では日光市へ行く事に支障はないと判断しているという事でした。

最終的に教育委員会は<小学校の修学旅行などの学外行事は、学校が計画し、学校から提出された「校外行事実施承認願」を承認する形なので、教育委員会が行き先を決めるというわけではない>という事でした。したがって、今の日光の現状で修学旅行先を替えたいならば、校長の判断で修学旅行先を替えなさいという事になります。

一保護者と学校の話し合いはやはり避けられないという事です。

しかし、個人が行き先について校長と交渉する前に、教育委員会として<できる事><できない事>、私達が<我慢できる事><我慢できない事>、この折衷案を一緒に考えて頂けたらと思うのです。

例えば、行き先を日光から替えない学校については、宿泊先での飲食物を西から取り寄せたものにする事(これは日光に関わらず修学旅行先での食の安全性は確保して頂きたいです)、線量が高いところを避けたスケジュールを組むなど各学校に通達を出したり、マスク着用の有無を保護者に確認するなどを徹底してもらいたいと思うのです。

そして、日光市が今回横須賀市は指定されなかった汚染状況重点調査地域に指定されたという事で、子どもの被ばく量が明らかに増える事が明らかになった今でさえ、日光市から旅行先を替えるよう学校長へ通達を出して下さらないなら、被ばく量を増やしてでも行くメリットについてぜひ教えてほしいです。

新年度の6年生の保護者達が、少しでも安心して修学旅行に送り出せるよう、話し合いの場を持ち、前向きな検討をして頂けるよう継続してお願いしていきたいと思います。


横須賀市議会中継 12/1 教育福祉常任委員会 請願
http://www.gikaitv.net/dvl-yokosuka/2.html

横須賀市議会中継 12/14 本会議(15分過ぎから)
http://www.gikaitv.net/dvl-yokosuka/2.html




posted by NO!NO!放射能! at 21:51 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | 修学旅行を考えるプチ会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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