「NO!NO!放射能」ミーティング@よこすか&みうらは、
2011年7月に、子供たちを放射能から守る事を目指して発足しました。

この会は、いかなる政治団体、宗教団体など他団体の影響を受けず
「子供たちの被曝低減」を目的として活動します。
反原発、反原子力空母の会ではありません。

当会合のご案内ポスターを見る→こちらをクリック

2012年10月25日

お知らせ

現在、当「NO!NO!放射能ミーティング」は定期的な活動はしておりませんが、これまでNO!NO!放射能ミーティングの<おしゃべりプチ会>として開催してきた、お茶会などは現在<子どもの未来を守ろう 横須賀>で行っています。

ゲストを招いての座談会、お話会などを行っていますので、ご興味のある方はご確認ください。



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2012年05月18日

お茶会へのお誘い

お茶会へのお誘い

放射能の影響を心配してる皆さん、その不安を話し合いながら一緒にお茶しませんか?
毎回小さいお子さんをお持ちのママから、中学生のお子さんをお持ちのママまで幅広くご参加頂いております。

日時: 5月25日 10:00〜12:00 
場所: 横須賀市総合福祉会館6F 本町コミュニティーセンター 第1研修室:和室 

申し込み、会費: 必要ありません
問合せ先: saveyokosukachild@gmail.com (子どもの未来を守ろう横須賀)
飲食は自由です。都合のよい時間にお越しください



なお、NO!NO!放射能ミーティングの<おしゃべりプチ会>として開催してきましたが、
今回から <子どもの未来を守ろう 横須賀> の主催となります。
次回からの告知はこちらで行いますので、ご確認をお願いします。





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2012年05月06日

請願の結果



平成23年 第4回定例会 教育福祉常任委員会 不採択
-12月01日−04号


 (市議会HPより以下転載)

次に、平成23年請願第9号を議題とし、関係理事者から所見を聴取し、質疑を行った。

◎※学校教育部長 (所見)
 請願第9号「市立小学校の修学旅行先について」教育委員会の所見を述べさせていただきます。
 この請願の願意は、「栃木県日光市から非汚染地域へ、修学旅行先を変更すること」を求めたものでございます。
 小学校の修学旅行等の宿泊をともなう校外行事の実施につきましては、横須賀市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則第8条の規定に基づき、学校が計画し、学校から提出された校外行事実施承認願を教育委員会が承認することとなっております。
 これまで、本市を含めて県内の小学校では、日光市を旅行先として長年修学旅行を実施してまいりました。日光市は、宿泊を伴う行事を実施するにあたり、移動距離も小学生にとっては適した距離と考えられます。
 さらに、歴史・文化遺産と自然に満ち溢れており、小学校6年生がこれまで学習したことをさらに深めていくことができ、修学旅行先として最適な学習環境を持ち備えたところです。
 日光市では、現在、すべての学校が何ら制限もなく通常通りの教育活動が行われています。また、日光市は、4月に観光安全宣言を発令し、毎日、市内各所で行われる検査をもとに、現在も観光安全宣言を継続しており、現段階では、修学旅行先を日光市とすることに支障はないと判断しております。このような状況の中、ご指摘にあるような理由で行き先を変更することは、さらなる風評被害を起こす等、様々な問題が生じることが想定されます。
 従いまして、現在の状況では、日光市を修学旅行先とした校外行事を承認しないということは考えておりませんが、今後、安全宣言が取り消されたり、日光市への旅行制限が発令されたりするなどの状況が生じれば、この限りではございません。


○青木秀介委員長 
 これより質疑に入ります。御質疑のあります委員は御発言をどうぞ。
◆伊藤順一委員 
 何点かお聞きしますが、日光に向かっての修学旅行というのは、学校の校長が計画して行うということでありますけれども、横須賀市のすべての小学校が日光に修学旅行に行っているのですよね。
◎※教育指導課長 
 はい、そのとおり全小学校が行っております。


◆伊藤順一委員 
 平成23年は、いつ行かれたのですか。

◎※教育指導課長 
 今年度につきましては、9月29日から10月12日の間に、大体5校から6校ずつグループを組んで行っております。

◆伊藤順一委員 
 それで、先ほどの所見の中では、日光市では現在すべての学校が何らかの制限もなく通常どおり教育活動を行っていると。これはいつ確認したのですか。
◎※教育指導課長 
 再度、おととい確認しております。
◆伊藤順一委員 
 日光に修学旅行というのは考えものだという風評被害というのは、関東地域において、現在あるのですか。
◎※学校教育部長 
 今年度、日光に行く学校は神奈川県内の中では、早いところは5月ぐらいから行き始めているところがありまして、3月11日の震災の影響の中で、一部の地域で日光への修学旅行先を見合わせたというところは聞いておりますけれども、それは放射線量というよりは、むしろ地震等へのまだ収束感が持てない中での判断だと考えております。


◆藤野英明委員 
 それでは、請願そのものについて、それから教育委員会の所見について伺ってまいります。
 まず、請願について事実関係の確認をします。
 請願の中で指摘がなされている、文部科学省が行った航空機放射線測定で高濃度汚染が判明したという記述がありますが、この点について事実関係を確認されましたか。
◎※教育指導課長 
 確認しておりますが、これにつきましては、現在、日光市のほうでは、その値が0.1から0.2の間というふうな形で確認しております。


◆藤野英明委員 
 現在確認をしたとのことなのですが、その相手先というのはどちらでしょうか。これは文部科学省による調査ということですが、文部科学省に対して確認をしたのでしょうか、それとも日光市に確認をしたのでしょうか。
◎※教育指導課長 
 これは文部科学省の、9月12日において発信していますホームページで確認しております。


◆藤野英明委員 
 確認という言葉の両者の共通認識を持ちたいのですが、僕が申し上げたのは、実は議員あてに対しては資料が添付されていて、文部科学省の測定マップが付されている。課長がごらんになったのも多分このホームページの記述かと思うのですが、この内容について文部科学省の担当者らに、これは実際にこのとおりの汚染状況なのですかということを口頭なり文書なりで確認をしたかという意味で伺いました。

◎※教育指導課長 
 それについては、しておりません。


◆藤野英明委員 
 それは、なぜ確認をしておられないのでしょうか。

◎※教育指導課長 
 これにつきましては、さまざまな情報が発信されていると考えまして、9月12日付の文書で確認したというところで、問い合わせはしないままでございます。


◆藤野英明委員 
 先日の市長への一般質問で申し上げたのですが、やはり議会に議員から質疑が出る、あるいは請願、陳情という形で市民の方から問題提起がなされた場合は、可能な限りその思いに寄り添って調査を行って、その上で所見、答弁等をできれば出していただきたい。この日光の汚染についてのマップを見る限り、僕も汚染されているように感じるのです。
 同じものを見ていたのですが、僕は汚染されていると感じるけれども、課長はそうではないと判断した根拠というのはどこにあるのでしょうか。

◎※教育指導課長 
 これにつきましては、私のほうで確認した9月12日付の文部科学省がホームページで出しております文書をもう一度確認していく中で、その中でそれぞれのモニタリングの測定結果が色で分けられているというような地図が出ております。その中で日光市がそのモニタリングの中では0.1から0.2マイクロシーベルトのところ、高さ1メートルのところの空間線量率がそのようになっていましたので、その部分で確認していったということです。


◆藤野英明委員 
 続いて、やはり請願者から出されている資料について少し確認をしたいことがあります。まず、請願者から出されている資料というのは議員あてには配付されているのですが、教育委員会には届いているのでしょうか。確認させてください。

◎※学校教育部長 
 先ほど委員がお持ちの資料については、いただいております。

◆藤野英明委員 
 それでは、同じ資料をもとに質疑ができると思いますので伺います。
 こちらのマップがついているほうの資料の最下段に、このような文章があります。「また、同市は」これは日光市のことをさしているのですが、「年間被曝線量が1から20ミリシーベルトに上るため、国が財政負担をして除染を支援する汚染状況重点調査地域に該当し、指定される予定です」と。これは新聞報道を引用しておられるのですが、この汚染状況重点調査地域に該当し、指定される予定かどうかというのは確認されたでしょうか。

◎※教育指導課長 
 これにつきましては、日光市のほうに確認をいたしました。
 それについては、そのようなことはないというようなお返事をいただいております。


◆藤野英明委員 
 続いて、今年度の状況について伺いたいと思います。請願の文書に基づいて伺います。
 請願の中に、今年度修学旅行に対する不安を払拭しきれずに不参加にせざるを得なかったという記述がありますが、実際に不参加にされた児童・生徒、保護者の方がおられたことや、その声を教育委員会は把握しておられますか。

◎※教育指導課長 
 これにつきましては、直接学校のほうに確認いたしました。その中では、残念ながら3名、この放射線量のことが原因で不参加となっていることは確認しております。


◆藤野英明委員 
 僕も実際に不参加とせざるを得なかった方のお話を伺いました。また、参加をしていたけれども、非常に不安だったという方のお話を伺いました。その声を聞いて、学校側やあるいは教育委員会側はどのような印象をお持ちになったか、どのような感想を持ったか教えてください。

◎※教育指導課長 
 学校としては、さまざまな保護者の方それから児童本人が不安な状況ということは、お話の中でしっかり受けとめているということでしたけれども、それに対して日光市と確認をしたりしながら、そういう不安な状況ができるだけ避けられるような形をとりたいというお話をされていました。また、こちらのほうにも相談が学校からございまして、その中で情報を共有しながら、日光のほうのいろいろな数値とか、そういうものをお伝えしながらお話を差し上げていた状況は、学校からしっかり聞いております。


◆藤野英明委員 
 風評という言葉を教育委員会の示した所見の中でも取り上げておられますが、今年度、実際に行かなかった子どもたちやその保護者の方々、それから、行ったけれどもとても不安な気持ちで子どもを送り出したという方々、それから、今回請願を出してこられた約50名の方々に対して、今後、教育委員会は安全だと言うならば、その丁寧な御説明や、不安の気持ちに寄り添ってその感情をほぐしていくというか、事実を説明していくとか対応をとっていく予定はありますか。

◎※教育指導課長 
 安全の数値という数字であらわされるものは、皆さんに安心していただけるような数字を、できるだけお伝えしていきたいとは思っております。ただ、やはり安心という部分は、なかなか数字だけではお伝えし切れないというような状況もあるのかなと感じております。でも、できるだけ子どもたちが、やはり6年生という最後の学年で行う行事を、みんなで参加できるような態勢というものをとっていけるように、さまざまな情報を集めながら、それを確認しながら実施できるようにしていきたいと考えております。


◆藤野英明委員 
 先日の一般質問でも申し上げたのですが、安全そのものを提供するのは国の責務かと思うのですが、市区町村ができることは安心をお届することだと思うのですね。その際に、可能な限り市民の皆さんの気持ちに寄り添っていただきたいということを繰り返し申し上げてまいりました。ぜひそうした対応は、今後も続けていただきたいと考えています。
 先ほども、他の委員の方の質問の中で取り上げられていましたが、今年度、修学旅行先を変更した他都市の動きというのは僕も調べてみました。部長がおっしゃったのは、震災直後だったこともあって変更した地域もあるというお話でした。ただ、つい最近であっても一部、例えば豊島区のように行き先を変更しているところもあります。こうしたところの動きというのは把握しておられますか

◎※学校教育部長 
 私どもでは県内の学校に動きについて把握をしておるところでございます。


◆藤野英明委員 
 そうすると、県内の学校ではこの放射性物質の汚染に関する不安から行き先を変更したところは一切ないということでよろしいですか。

◎※学校教育部長 
 変更した理由について、放射線であるかどうかというところまで確認はしておりませんけれども、先ほどお答えしたとおり、一部の地域で震災にかかわって変更したということは把握しております。


◆藤野英明委員 
 今、横須賀市教育委員会の取り組みというのは全国に注目されています。それは前日の市長との質疑でも申し上げた、給食1食丸ごとセシウム検査を全国で一番最初に始めた。そのおかげで文部科学省も、今取り組みを変えようとしている。
 そんな中で、修学旅行についても、今多くの地域で同じ問題が動き始めているのです。横須賀市の教育委員会の動きというのは本当に注目されている。そのときに、やはり他地域の動きというのも、情報交換していただいたりするのが、より安心をお届することにつながる一つの策だと思うのですが、その点はどうお考えですか。

◎※学校教育部長 
 私どもは日光市とはかなり頻繁にやりとりをしておりまして、あるいは日光市のホームページを見ていますと、毎日のように日光市内での空間放射線量の測定がなされたものがコンピューター上で公開されております。それから、修学旅行先で恐らく子どもたちがよく行くであろう戦場ヶ原、小田代ヶ原等の線量についても、測定した結果が日光市のほうの測定結果として載っかっている部分がございます。その辺の数値については、十分注意深く推移を見ながら検討しているところでございす。


◆藤野英明委員 
 給食のときは相手先というか、仮にセシウム検査を行ったとしても、相手先というのは政府であったり、その先には農家の方々もおられるわけですが、対策が取りやすかったのだと思います。ただ、日光市と具体的に名前が挙がっていて、その町では子どもたちが日常生活を普通に送っていて、そこで横須賀市だけ旅行先を変えれば、既に現地では一部いじめが起こっているというような話も聞いたことがあります。汚染地域だということをあげつらうようなインターネット上の書き込みも読んだことがあります。
 ただ、その町の経済活動や子どもたちの生活とまた切り離して、安心という意味で保護者の気持ちに寄りそうこと自体は必要なことだと思うのです。ですから、日光市さんとのやりとりというのは当然必要だと思うのですが、ほかの地域のほかの学校の動向などを把握するというのも、今、全国に注目されている横須賀市教育委員会だからこそ必要かと思うのですが、いかがでしょうか。

◎※学校教育部長 
 先ほど他県、豊島区の例を用いられましたけれども、県内の横浜、川崎等とは情報交換をしておるところでございます。


◆藤野英明委員 
 本当に教育委員会の取り組みには常に注目をしていて、高い評価もしているのですが、教育委員会が今回この請願に対して所見を出すに当たって、市民安全部などに相談や助言は求めていますか。

◎※学校教育部長 
 これは、修学旅行先ということですので、教育委員会のほうで判断をさせていただきました。

◆藤野英明委員 
 通常の請願・陳情については、そのような対応でよろしいかと思うのですが、やはりこれも一般質問で申し上げたことなのですが、初めての事態が今起こっているということで、風評被害の話なども含めて、いろいろな部署で連携をしてほしいということを申し上げました。市民安全部は当然、その不安に寄りそうという対策も考えておられると思いますし、教育委員会もぜひいろいろな側面でアドバイスを求めていただきたいなと思っております。その点はいかがでしょうか。

◎※学校教育部長 
 保護者の方への安心感を与えるという意味では、先ほど日光のほうで確認している数値等を、こういう状況ですということを広くお知らせしながら、そういうことを周知していくことは必要かと思いますし、また今、委員から御指摘いただきましたような他部局との連携も、今後も深めていきたいと思います。

◆藤野英明委員 
 最後の質問になりますが、これも事実関係を確認したいのですけれども、横須賀市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則第8条について確認をします。
 各学校が、行き先を変更したいと校外行事実施承認願いを教育委員会に提出した場合、その各学校の判断について、教育委員会はそれを尊重するということでよろしいでしょうか。

◎※教育指導課長 
 さまざまな行事についての基準がございますので、それにのっとって判断し、安全を確認しながらということで、学校から出てきたものを承認していくというような形をとっております。


◆長谷川昇委員 
 今回、修学旅行先の請願ということで提出をしていただいたわけでありますが、疑問として、議会でこの内容を行うべきことなのかなということが1点あります。
 というのは、学校の中での教育課程上のことだと私は思っているわけなのですが、基本的に修学旅行については教育課程上の話ということで、位置づけとしてはよろしいでしょうか。
◎※教育指導課長 
 そのとおりでございます。


◆長谷川昇委員 
 今までの通例として、教育課程上のことについては学校長が責任を持って学校で判断していくということが、やはり一番肝要なところだと思っておりますし、それを議会が請願という形の中で判断をして、ここに行けとか、行くなとかいう話にはならないだろう。あるとすれば教育委員会からの指導だと思っておりますが、その辺の所感としてはいかがでしょうか。

◎※教育長 
 この管理運営規則にございますように、修学旅行は大事な教育課程の位置づけの中にございまして、基本的に学校長、学校が計画し実施すると。しかしながら、こういった承認願い、変更などいろいろな事情があった場合に、相談があったりいろいろございますので、そういったときには教育委員会として適切な、さまざまな状況の中で判断していくということになると思いますが、基本的なことは委員がおっしゃられたことで間違いございません。


◆長谷川昇委員 
 そういった意味では、学校の中でさまざまな課題を論議していただいて、また教育委員会も論議しているということであって、この議会の中でああせいこうせいということは不適当かなと思いますが、意見としてさせていただきます。
◆藤野英明委員 
 今の長谷川委員の御指摘について、1点申し上げたいことがあるのですが、僕は会派に所属していませんので、無会派ですから議会運営委員会で発言することはできないのですけれども、もし請願について疑義がある場合は、議会運営委員会で会派の意見として、この請願を常任委員会にかけるべきではないと発言すべきであると僕は考えます。その意味では、今の指摘というのは不適切ではないかと思うのですが。
○青木秀介委員長 
 長谷川委員は、意見ですよね。
◆長谷川昇委員 
 意見です。
◆藤野英明委員 
 では、僕も意見という形で申し上げさせていただきます。

◆井坂新哉委員 
 まず、所見にもありましたし、今、日光市の状況なんかもホームページで出されていて、私も見せていただきました。毎日測定していて、それでホームページにも公開しているということは、横須賀市よりも進んでいるというか、そういう意味では情報をしっかり出そうという気持ちもあるし、日光市の取り組みとしては、非常に大切な取り組みだなと私は正直感じているのですね。
 ただ、状況を見てみますと、横須賀市の測定の仕方、例えば1センチではかるとかというところではなくて、50センチと1メートルではかっている。それから、除染の対象が地上1メートルで1マイクロシーベルトということからすると、横須賀市の基準よりも緩やかというか、国のほうのものに従ってという形なのだと思うのですが、そういう状況なのだと思うのですね。そういうことからすると、やはりそこら辺の基準の違いというのがあるのを見て感じました。
 そのときに少し確認しておきたいのは、中学校が1メートルで測定しているのを毎日出してくれているのですよね。それで見ますと、横須賀市よりもやはり少し放射線量は高いのではないかと私は見たんですけれども、教育委員会としてはどう感じていますか。

◎※学校教育部長 
 市内の小・中学校の数値については、やはり横須賀市よりも若干高いかなとは思っております。


◆井坂新哉委員 
 私も見せていただいて、中学校が1メートルではかっていて、横須賀市の基準でいうと地上1メートルで0.23マイクロシーベルトの除染の基準からすると、それよりも高いところもあるのですよね。おまけに校庭の中心地ではかっているということで、側溝を丁寧にはかっているというわけではないということからすると、やはりいろいろな基準の違いもあって、もう少し取り組みを細かく行ってもらいたいなという部分と、いい部分ともう少し行ってほしいという部分と両方見て感じたところなのですね。
 その中で、この請願のところで1つ、教育委員会はどう考えているのかというのを聞かせてもらいたいのは、この請願の中にICRPの国際放射線防護委員会のアララ(アララで)というのだと思うのですけれども、ここの考え方について教育委員会はどういうふうに受けとめておられるのか、そのことを聞きたいのです。
◎※学校教育部長 
 請願者の本文の中にもできる限り低く保たなければならないと。これはやはり保護者としても、あるいは学校の教員としても、まさにそのとおりではあると思っております。


◆井坂新哉委員 
 私もこの提言というか、この考え方をしっかりと私たちも身につけて、いろいろなことに対処していかなければいけないと思っているのですね。そうしたときに、これは非常に抽象的というのか、わかりにくい表現になっているのですけれども、たまたまいろいろホームページを調べていて、よくテレビにも出てくる武田邦彦教授が、ホームページでこの考え方についてこう述べているのですね。「人間は自然放射線以外の放射線に被曝すると、何がしか健康に被害を受ける。しかし放射線の利用は人間にとってさまざまな利益をもたらすので、被曝限界を定めて、そこまでは我慢しよう」。これが今でいう年間1ミリシーベルトだと思うのですね。それが被曝限界だということだと思うのです。そうすると、被曝はできるだけ避けるべきだ。だけれども、何か利益があることがあれば、年間1ミリシーベルトまでは我慢しようというのが、この考え方なのですね。
 この考え方に基づいて保護者の方に安心感を持ってもらうということを考えたならば、横須賀市よりも若干高い放射線量を示している日光市に行くには、それだけの利益があるのだということを、やはりきちんと説明しなければいけないのではないかと私は思うのですね。所見の中にはそのことが一つもふれていないので、だから、この考え方をどう受けとめているのか、そのことを学校の校長先生だとか教員の先生方にもどう伝えているのかというところが問われているのではないかなと思うのですけれども、その辺はどうお考えですか。
◎※学校教育部長 
 このところずっと本市は、小学校の場合は日光を修学旅行先として選んでおります。その選んでいる理由としては、やはり距離的な問題であるとか、あるいは自然環境の問題であるとか、そういった部分を考えたときに、ここが一番小学校の子どもたちにとって、今までの学習を深めて行く中で適切であろうと。単に宿泊をして交友を深めるというだけではない修学旅行の意図を考えたときに、やはりここが適切であろうというふうな思いを持って日光に設定していると考えております。


◆井坂新哉委員 
 今まで日光で、私も実は日光に修学旅行に行ったほうなのでよく記憶もしていますけれども、すごい楽しかったというイメージもありますしね。やはり修学旅行とは、その土地を見ることによってその歴史を感じたり、それこそ校外学習して自分の身につけることがある。だけど、今回の場合で言えば、やはり放射線量が高いところだということをしっかり受けとめた上で、では、本当にそこでなければいけないのか。その受けるだけの健康の被害と比較して、違うところではだめなのかという検討もやはり必要なのではないかと思うのですね。
 そういうのをしっかり検討した中でも、それでもやはり日光市のほうが利益があるのだということがしっかり話されていくことが大事だと思うのです。それが今までなかなかされていなかったのではないかというが私の思いですし、今、教育委員会から出た所見を聞いた限りでは、そこら辺の意識が薄いのではないかと感じたのです。
 ですから、もっと学校の中でも、この考え方についてのいろいろな論議というか、浸透するというのか、そこをもう少しきちんと行うことが大事なのではないかなと思うのですけれども、その点どうお考えですか。

◎※学校教育部長 
 学校のほうでも全く考えていないわけではなく、校長会のほうでも今回の件を受けて、やはり日光へ行くべきなのかどうかということについての検討はなされております。その中でやはり、今言ったような日光におけるメリットということを考えたときに、現段階では日光に行くことのほうが適切であろうという判断をしているというところでございます。
◆井坂新哉委員 
 また、これから来年の修学旅行に向けて、もう少し時間があって、それで学校内でもさまざま論議されるとは思いますし、こうやって保護者からの声も含めて論議されるということは非常に大事なことだと思いますので、今後もよろしくお願いしたいと思います。
○青木秀介委員長 
 他にないようですので、以上で質疑を終結します。
 それでは、請願の取り扱いについて各会派及び無会派委員の御意向をお聞かせ願います。
 懇談ではありませんので、マイクのスイッチを入れてから御発言ください。
 今回は公明党さんからお願いいたします。
◆岩沢章夫委員 
 今、所見もいただいて、いろいろ議論もありました。
 一番心配している学校現場で、さんざん悩まれて基準をつくられて、こうされたのだということを尊重します。
 よって、私はこの請願については不採択にしたいと思います。
○青木秀介委員長 
 討論はないですね。
◆岩沢章夫委員 
 ありません。
◆大野忠之委員 
 自由民主党としても不採択。討論はなしです。
◆はまのまさひろ委員 
 私も公明党さん同様、この所見を尊重しております。その中でも、私は個人的な意見ですけれども、やはりそこに住まわれている方、そこで学習している児童・生徒がいらっしゃるということを考えると、やはりこういう請願が出てくるのはいかがなものかというような気がします。もっと別のところで議論をしてやるほうがいいのだろうと。これで採択する、不採択するということではなくて、そこに住まわれている方のことを考えないと、こういうのが出てくるのが私はやりきれないですね。これは個人的な意見です。
 請願は不採択。
○青木秀介委員長 
 討論はありませんね。
◆はまのまさひろ委員 
 ありません。
◆長谷川昇委員 
 先ほどお話をしましたが、やはり研政としてもこの中身については不採択ということで、中身がこの場で扱う中身ではないだろうという認識を持っております。討論についてはありません。
◆井坂新哉委員 
 請願第9号、ほかの皆さんも言われるように非常に悩ましいところもあって、非常に中でも論議をしました。態度としては請願賛成したいと思っています。討論をしたいと思います。
○青木秀介委員長 
 この場でですか。
◆井坂新哉委員 
 はい、行います。
◆藤野英明委員 
 一般質問でもたびたび申し上げてきたことなのですが、横須賀市の役割としては、安全云々ではなくて安心をお届けすることが求められている責務だと考えています。保護者の方々や請願者の方々の思いに寄り添いたいという意味で、採択という態度を示したいと思います。討論はありません。
◆加藤眞道委員 
 当該自治体が安全宣言もしているということもありますので、不採択。討論なし。
○青木秀介委員長 
 各会派御意見が分かれております。1会派1委員の方、採択、他会派の方は不採択ということで、討論ですね。
 討論の趣旨はまとめてありますか。
 では、そのまま進めさせていただいて、これより討論に入ります。御意見のあります委員は御発言をどうぞ。
◆井坂新哉委員 
 それでは、請願第9号、小学校の修学旅行先についての請願に賛成の立場から発言をいたします。
 この請願は、小学校の修学旅行先である日光市が、横須賀市よりも放射線量が高く高濃度に汚染されているため、ICRP−−国際放射線防護委員会が提言しているALARA−−社会的経済的な要因を考慮して、合理的に達成できる限り低く保たなければならないという考え方に基づいて、修学旅行先を変更することを求めています。
 日光市は4月に観光安全宣言を出し、さらに毎日小・中学校、幼稚園や保育園、市内の各地で放射線量の測定を行い、結果をホームページでも公開しています。また、市民への放射線測定機の貸し出しや除染の方法などを知らせ、市民の被曝を低減するための取り組みをされるなど、本市よりも進んだ対応をとっている点も見受けられます。
 しかし、汚染土などの除染の基準としては国の基準を用いて地上1メートルで毎時1マイクロシーベルトとしており、横須賀市の地上1センチで毎時0.59マイクロシーベルト、地上1メートルで毎時0.23マイクロシーベルトの基準と比べても除染の基準が高い、甘いという状況です。
 さらに、小・中学校の放射線量測定は校庭の中心地となっており、側溝などの放射線物質がたまりやすいとされているところの測定については、ホームページ上からは確認できませんでした。また、ホームページ上で公表されている放射線量を見ますと、地上1メートルで比較できる値としては本市よりも高い数値が確認できます。
 私は、請願者も述べておりますが、ICRPが提言しているALARAの考え方に基づいた対応をし、できる限り放射線を受けないように努力することが必要と思いますし、教育委員会としてICRPの提言を重視する姿勢が必要と思います。
 この立場に立って考えると、少なくとも横須賀市よりも放射線量が高い地域に行くわけですから、保護者には放射線を受けるよりも、日光市に行くことにメリットがあることを説明するとともに、日光市には横須賀市の除染の基準に合わせることや、修学旅行で立ち寄る場所の測定を行い、必要があれば除染をするなどのきめ細かな対応を求めることもできると思います。そして、その対応を求めることは、横須賀市のみならず、日光市の子どもたちにとっても放射線の影響を低減することになるわけですから、教育委員会の取り組む姿勢が重要になってきます。
 今回の請願についていえば、修学旅行先は学校が計画し教育委員会が承認するもので、議会の権限の範囲外であること、また、教育委員会の独立性の問題からいっても、議会として意見をつけることに非常に悩みました。しかし、私はあえて賛成することで、教育委員会に修学旅行先を変更する、変更しないということだけでなく、ICRPの提言をもっと重く受けとめてもらいたいと思いますし、また修学旅行先を変更しなくて済むように放射線量の低減の取り組みを求めることなど、保護者の不安を受けとめた慎重な検討を促す必要があると考えたからこそ、賛成することにいたしました。
 修学旅行先を変更することも視野に入れて、横須賀市の子どもたちそして日光市の子どもたち、全国の子どもたちを被曝から守る取り組みを広げるためにも、教育委員会のさらなる取り組みの強化を求めて、この請願に賛成するものです。
 以上で、発言にさせていただきます。
討論終了後、採決の結果、平成23年請願第9号は、賛成少数で不採択とすべきものと決定した。
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

かわいいH24 横須賀市日光修学旅行実施に伴う視察調査結果
posted by NO!NO!放射能! at 16:17 | 神奈川 ☀ | Comment(1) | 修学旅行を考えるプチ会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修学旅行の行き先変更請願提出

 
修学旅行の行き先変更請願提出の経緯


横須賀市立小学校の修学旅行先についての請願書を提出しました。⇒請願書 .docx


■2011年12月9日号タウンニュース
記事:修学旅行先変更求む声


**請願書提出までの経緯**

 <NO!NO!放射能ミーティング@よこすか&みうら>には、それぞれが心配している事柄について話し合う<プチ会>があります。
その一つが<修学旅行プチ会>です。そこでは小学校6年生の修学旅行先である日光で子ども達が余計な被ばくをするのではないかと心配する保護者達が集まって話し合いをしています。

 日光市は文科省の航空モニタリングでも明らかになった通り、高濃度に汚染されている事が分かりました。しかし、日光市は土壌調査をしないまま、観光安全宣言を出してしまったので、今年の6年生は日光へ修学旅行に行きました。しかし、中には不安な気持ちでお子さんを送り出した方、被ばくを恐れて修学旅行の不参加を選択した方もいらっしゃるのです。

                 ***
         
*文科省 栃木県のモニタリングデータ 栃木県HP

≪環境省は12月19日、日光市を国の費用負担で市町村が除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定すると発表しました。(来年1月1日に全面施行される放射性物質汚染対処特措法に基づき、空間放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以上の地域がある市町村が対象となる)≫


                ***


 私達は、被ばくの影響を受けやすい子ども達にとって被ばく量が少ないに越したことはないというのは周知の事実があるにも拘らず、修学旅行という名目で、横須賀の何倍も空間線量が高く、高濃度に汚染された所へ子ども達を半ば強制的に行かせる事に疑問を持ちました。単純にセシウム137の割合から考えてもストロンチウムも蓄積している事は明確です
。セシウムが恐ろしい事も周知の事実ですが、更にストロンチウム90は、生物学的半減期が50年と長く、 セシウム等より健康被害が大きく、骨の中で細胞の設計図であるDNAを壊し続けることがわかっております。このストロンチウムが含まれているかどうかの土壌調査を日光市がしていないという点は、私達の一番の不安要素でした。

 そしてプチ会で相談した結果、<市議会に請願書を提出してみよう>という事になりました。


               ***


なぜいきなり市議会に??と思われる方もいらっしゃると思います。
それは原発事故後、給食に使用される食物の汚染を心配した保護者達は教育委員会に安全な給食を求めて電話やメールで問い合わせをしました。それぞれが何度も何度も掛け合うことは保護者にとっても負担が大きいことを感じていました。
そこで交渉先を学校に替えました。生物濃縮で汚染されやすい牛乳を飲ませたくない、お弁当を持たせたいと学校に掛け合い、学校によっては最近まで話し合いを続けたところもあります。
 放射能汚染を心配している親御さんたちは、教育委員会や放射能に不安を持たない学校との交渉に疲弊しているのです。更に学校と修学旅行について交渉することで、先生との間に溝が出来てしまったりする事を恐れているのです。

そこで、修学旅行先については保護者が個として学校や教育委員会に掛け合わなくてもよい方法を考えたところ、市議会に<横須賀市立小学校の修学旅行についての請願書>として提出してみようというところに至ったのです。 

 静観書作成と提出にあたり多くの方のご指導ご協力を得られたことを感謝しております。
 どうもありがとうございました<(_ _)>


   
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小学校の側溝汚泥清掃を行った場合の対処について

横須賀の学校教職員・子どもを守りたい より転載

側溝清掃を行った場合の対処について

側溝汚泥清掃時の対処について学校間での意識や対応に格差がある現状から、あらためて各方面からの強い要望もあり、以下のような通知をしていただくことができました。





「平成24年(2012年)4月19日

各市立学校長
教育長

側溝清掃を行った場合の対処等について(通知)


日頃より、学校施設の管理に関してご協力をいただき感謝いたします。
今後の側溝清掃を行った場合の対処等について通知いたします。

平成24年1月4日付で通知をしましたが、側溝清掃を行った場合には、側溝清掃土の放射線量測定を学校管理課で行います。
 これは集積による放射線量の変化を把握する必要があるためです。
学校管理課にご連絡いただければ、日程調整のうえ、学校へ伺いますので、必ずご連絡ください。

また、現時点では側溝清掃土の運搬処分はできませんので、学校敷地内の児童生徒がなるべく近づかないような場所に保管してください。
 清掃作業や保管場所については、学校長のみでなく、用務員など実際に作業を行う方への周知をお願いします。


(横須賀市教育委員会学校管理課 管理係
TEL(直通) 046−822−8534 又は 822−8476」




<参考>

横須賀市内小学校の側溝汚泥 地表1pにて(単位:毎時マイクロシーベルト)
鴨居 1.26 森崎 0.83 三春 1.18 野比 1.13

側溝汚泥には放射性物質が集積しやすい状況にあり、横須賀の側溝汚泥からは1μsv/hを超える汚泥があります。

◎野菜畑へのすきこみや、未測定のまま野ざらしにすることは、子どもたちに影響があることから、横須賀市は以下のような通知をしてくださっております。

◎6〜7月に学校放射線汚染土の再測定の予定です。
以前測定し高かった学校 

◎幼児の再摂取と再浮遊
・・平成23年5月21日 原子力安全調査専門委員会放射線影響分科会(財)電力中央研究所 原子力技術研究所の服部隆利氏が報告した『汚染状況に関する情報整理』スライド6に幼児の再摂取・スライド7に再浮遊 スライド22には、チェルノブイリ事故後の土壌汚染濃度(http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-02_hattori.pdf
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幼稚園保育園小学校の測定結果

横須賀市測定結果

●事故後6月3日に初めて市内5小学校校庭中央の測定を実施→結果

(市HPより抜粋)
「本市には18基のモニタリングポストが設置され、放射線量を常時監視していることで市民の安全確保はなされていると考えていますが、より市民の皆さまに安心していただくため、市域を東西南北及び中央部の5区分し、本日、それぞれの地域の市立学校の校庭で放射線量の測定を行いました。

その測定結果については次のとおりで、モニタリングポストの観測数値と同様となっています。」

●6月27日から全ての市立学校及び保育園等児童施設の校庭・園庭等において、空間放射線量を測定
 →結果

●幼稚園保育園の測定→結果


鶴久保小学校の高い測定値通報を横須賀市議より受け市が測定・除染
(以下市HPより)
「10月25日に市立鶴久保小学校(住所:不入斗1-1)において側溝清掃土の一部から毎時0.75マイクロシーベルトが検出された件について、10月27日に同校にて除染措置を行いました。
除染の方法は、土砂の処分先が決まるまでの処置として、土砂を土のう袋に入れ、さらに二重のビニール袋に入れて、ブルーシートで包んだものを学校敷地内に埋め、その上に50センチメートル以上の覆土を行いました。 なお、土砂の埋設場所の地表1センチメートルで除染措置の前後に放射線量測定を行い、埋設前に毎時0.10マイクロシーベルト、埋設後に毎時0.09マイクロシーベルトの検出を確認しました。」

市内幼稚園保育園小中学校にて側溝汚泥測定を実施

◆横須賀市小学校の側溝測定結果より抜粋

*除染基準:地表高1cm 0.59 1m 0.23(マイクロシーベルト)

 ■除染実施校


<学校名>  <地表1cm> <地表1m> ()は除染後。 土のう袋の数は汚染土壌を詰めたもの
追浜小学校   0.50       0.09

夏島小学校   0.52       0.12

■浦郷小学校  0.92 (0.20 )  0.13  土のう袋10袋

鷹取小学校   0.48       0.12

船越小学校   0.17       0.09
 
田浦小学校   0.30       0.13

長浦小学校   0.73 (0.20 )   0.12 (0.09 )

逸見小学校   0.30        0.15

沢山小学校   0.27        0.10

桜小学校    0.38        0.16

■汐入小学校  0.92(0.20 )   0.18  土のう袋3袋

■諏訪小学校  1.02 (0.30 )   0.15 (0.11 ) 土のう袋4袋

■田戸小学校  1.04 (0.15 )   0.11 (0.09 ) 土のう袋2袋

■山崎小学校  1.18 (0.35 )  0.17 (0.14 ) 土のう袋8袋

豊島小学校   0.42        0.10

■鶴久保小   0.75        0.10 土のう袋53袋

■公郷小学校  0.78 (0.16 )   0.33 (0.18 ) 土のう袋106袋

池上小学校   0.55         0.11

■城北小学校  0.92(0.16)    0.12 (0.10 ) 土のう袋1袋

■平作小学校  0.59(0.17 )   0.11 (0.09 )土のう袋2袋

■衣笠小学校  0.79(0.15 )   0.11  土のう袋1袋

■大矢部小学校 0.63 (0.24 )  0.12 土のう袋2袋

■森崎小学校  0.63(0.17 )   0.12  土のう袋1袋

大津小学校   0.50        0.11

根岸小学校   0.54        0.10

■走水小学校  0.62(0.27)   0.10 土のう袋1袋

■馬堀小学校 0.74 (0.34 )   0.24(0.13 ) 土のう袋75袋

■望洋小学校 0.84(0.20  )  0.14 土のう袋19袋

■大塚台小学校 0.61 (0.17 )  0.10 土のう袋1袋

■浦賀小学校 2.60 (0.12 )   0.16 土のう袋7袋

小原台小学校 0.45  0.13

■鴨居小学校 1.26 (0.12 ) 0.14(0.11 )土のう袋10袋

■高坂小学校 1.19 (0.30 ) 0.31 (0.13 )土のう袋53袋

■岩戸小学校 0.82(0.23 )  0.16  土のう袋25袋

久里浜小学校 0.49  0.12

■明浜小学校 0.64(0.21 ) 0.13  土のう袋2袋

神明小学校 0.38 0.08

■粟田小学校 1.13 (0.39 ) 0.14(0.12) 土のう袋2袋

■野比小学校 1.13(0.43)  0.16(0.13 ) 土のう袋23袋

北下浦小学校 0.35 0.10

■津久井浜小学校 0.67(0.30) 0.09 土のう袋3袋

長井小学校 0.15 0.09

富士見小学校 0.62(0.28 ) 0.14 土のう袋3袋

武山小学校  0.29 0.10

荻野小学校 0.40 0.10

大楠小学校 0.32 0.08
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「放射線量測定結果にかかる事項について」の学校長あての通知文

横須賀の学校教職員・子どもを守りたい様より転載

放射線量測定結果にかかる事項について


 小学校測定結果や除染した汚染土壌の埋没個所などは、多くの学校において横須賀市のHPで確認しないと確認することができないため、以下のような保護者の要望と学校管理課の見解について、学校長あてに通知をしていただけております。
(保護者からの要望を検討していただきありがとうございます)






事 務 連 絡

平成24年(2012年)2月9日






各 市 立 学 校 長 様
教育委員会学校管理課長


放射線量測定結果にかかる事項について(お知らせ)



放射線量の測定や埋設に当たって、昨年中は大変お世話になりました。

さて、保護者の方から放射線にかかる事項について以下の要望がありましたので、ご
留意くださるようお願い申し上げます。

◎1、2については、必要性を考慮して、実施すべきか各学校の判断にお任せします。


1 保護者宛通知文書を学校ホームページへ公開することについて

(保護者からの要望)

各学校関係者以外の誰もが見ることができるので、保護者宛の通知文書を学校ホームページに載せてほしい。

(学校管理課の考え方)

学校のホームページは学校で運営しているものですから、学校独自の判断にお任せします。



2 保護者宛の測定結果の通知について

(保護者からの要望)

ホームページを見ることができない保護者もいるので、市ホームページにある測定結果を印刷して保護者宛に配布してほしい。

(学校管理課の考え方)

市ホームページで公開することで、保護者や市民の方へ周知は図られていると考えていますが、他の通知の際に合わせて周知するなどしていただければありがたいです。


3 保護者宛の通知文書について

(保護者からの要望)

一部の学校では、学校からのお知らせと市ホームページで公表している測定結果が異なる場合がある。市の公表数値と異なる場合は理由を明記すること。

(学校管理課からのお願い)

学校管理課が市ホームページで公表している数値と異なる内容を保護者あてに周知する場合は疑問や誤解を生じる恐れがありますので、学校管理課へお知らせください。





事務担当は、教育委員会教育総務部学校管理課 維持管理担当

TEL(直通)822−8534
822−8476

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三浦半島の汚染状況の調査結果



放射線計測の専門家であるtokok先生に、横須賀の汚染状況について教えていただきました

tokokブログでは、横須賀を中心とした三浦半島における放射能汚染状況(三浦半島の公園・幼稚園の空間線量、土壌放射能、農作物の汚染状況)調査した結果をアップしてくださっています。


(以下“tokokブログ”より転載させていただきました)
三浦半島空間線量マップ.pdf

三浦半島の土壌汚染状況マップ Pdf


5月末から6月初旬に採取した公園の土壌の放射能濃度を、ゲルマニウム検出器(ORTEC GMX-10180P)で測定

半島中央にある大楠山・武山付近を境に、半島南部の三浦市方面で汚染が少なく、半島北東部の東京湾寄りで福島第一原発由来のセシウム汚染が多くなっています。これは空間線量の分布で見られた傾向とほぼ一致しています。」

「横須賀市における事故以前のセシウム137の土壌放射能濃度は4.6Bq/kg(リンク)でした。これは、60年代に盛んに行われた大気圏内核実験やチェルノブイリ事故の影響によるものです。セシウム134は、半減期が2年と短いため十分減衰しきっており、福島の事故以前は殆ど存在しなかったと考えられます。」

◎局所的な汚染
tokokさん測定で、一番高い線量を示した場所「舎前西側の木の根元」の測定と除染
この木だけ1.5μSv/hと周辺の10倍
他の木の根元もそれなりに高い値(0.5μSv/h程度)だったけど、この木が一番。
これもやっぱりこの部分に集中して水が流れ込んだせいなんかなぁ。。 」とありますが、
横須賀市内には丁寧に測定をすると木の根元で0.3μsv/h前後のところは多数あることがわかります。

●公園測定
うみかぜ公園の測定結果
三笠公園の測定結果

●幼稚園の測定と除染の様子
tokokさんが、遊具の陰、排水溝周辺、壁際などきめ細かくサーベイしてくださった結果はこちら
 *プールのある屋上の排水口にたまった泥付近 0.25μSv/h →泥の除去をアドバイスし埋没


〜tokokさんより〜

放射線被ばくに対する放射線防護の原則は、
「社会的、経済的な要因を考慮して、合理的に達成できるだけ低く抑えること」
(As low as reasonably achievable: ALARA)です。

たった1時間程度のスキャン測定で局所的な汚染が色々見つかりますし、それらは簡単に除染できる場合も多いです。

特に保育園や幼稚園では土いじり大好きな園児も多いことです。局所的な汚染を見つけ、除染や園児が近づけない措置を施すことで不要な内部被ばくを軽減できると考えます。」




●空間線量から汚染土壌の放射線濃度を測定できるか検証

 *アロカのTCS-151(1インチNaIシンチレーション式サーベイメータ、2011年2月28日に千代田テクノルによる校正済み)を使って、現場レベルで側溝などの汚染土壌の放射能濃度を迅速に測定できるか検証してくださいました。

*土壌サンプル
試料A: 浦賀5丁目第2公園 (0〜5cm) 6月13日採取、158g
試料B: うみかぜ公園すべり台脇の砂 (表層) 4月22日採取、347g
試料C: 防衛大多目的講堂軒下の水はけの良い窪み (0〜5cm?程度) 4月29日採取、197g
(試料Cは、いわゆる局所汚染の土:採取時に表面で2.5μSv/hだった場所)

*8月17日現在のサンプル放射能と放射能濃度
サンプルA: Cs-134... 25.8 Bq 164 Bq/kg,Cs-137... 31.8Bq 201Bq/kg
サンプルB: Cs-134... 210 Bq 605 Bq/kg,Cs-137... 240Bq 693Bq/kg
サンプルC: Cs-134... 4.08 kBq 20.7 kBq/kg,Cs-137... 4.13 kBq 21.0 kBq/kg
(サンプルCの単位がkBq = 1000Bqであることに注意)

 検証の詳細はHPにて

〜まとめより抜粋〜
*アロカ製サーベイメータ(TCS-151)による簡易測定で、230 mlのプラスチック容器に封入された汚染土壌の放射能濃度が測定可能であることを確認し、その検出限界が試料放射能で 90Bq であることが分かった。仮に汚染土壌の密度を1.0g/cm3とすると、放射能濃度の検出限界は 390 Bq/kgに相当する。

*バックグランドを差し引いた読み値[μSv/h]から試料放射能[kBq]を求めるためには、読み値を係数 0.067[(μSv/h)/(kBq)] で割ればよい。その後、試料放射能[kBq]を容器内の試料の重さ[kg]で割ることによって、汚染土壌の放射能濃度[kBq/kg]が求められる
 

かわいい三浦半島で採取された農作物の放射能濃度測定

かわいい三浦半島の原木シイタケの汚染状況とリスク


いつも測定結果などどうもありがとうございます<(_ _)>
posted by NO!NO!放射能! at 10:48 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | 三浦半島の放射能汚染状況の調査結果(土壌・食品・空間線量) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横須賀市公園などの放射線調査


横須賀市放射線調査



● 公園の測定 
*7月の調査とは視点を変え、側溝や落ち葉だまりを主な対象として市内から抽出した33公園の放射線測定を改めて実施してくれました。

*11月15日から公園の放射線量を測定

 市内公園測定結果

公園兼用調整池における除染後の結果について(2011年12月5日)
(横須賀市HPより抜粋)

公園兼用調整池の一部において、市で定めた基準値を超す放射線量が検出された件について、除染作業を行いました。
除染の方法:表土を30センチ削り取り、その場所をさらに深く掘り下げて防災シートで包んだ除染対象土砂を埋め、その上に約30センチの覆土を行いました。
除染範囲については、地面に鋲を打ち判別できるようしています。

(単位:マイクロシーベルト/毎時)
                      
1.逸見が丘公園 除染月日:11月28日
        測定地点:排水口前くぼみ
        地表1センチメートル 除染前 0.76 → 除染後 0.14
  地表1メートル 除染前 0.29 → 除染後 0.12


2.吉井2丁目公園 除染月日:11月30日 
         測定地点:排水口から1メートル
         地表1センチメートル 除染前 0.43 → 除染後 0.09
         地表1メートル    除染前 0.33 → 除染後 0.09
         
         測定地点:排水口から2メートル
         地表1センチメートル 除染前 0.69 → 除染後 0.09
         地表1メートル    除染前 0.37 → 除染後 0.09
         
測定使用機器:アロカNaI(Tl)シンチレーション式サーベイメータ(エネルギー補償型)(アロカTCS-171)


●県立公園測定結果
 県立都市公園での空間放射線量の測定結果について(10月14日分)


市民の通報による測定(単位:マイクロシーベルト/毎時)
 1.測定場所:横須賀市大津町 市道上
  地上1cm 0.52 地上1m 0.09

 2.測定場所:横須賀市野比 河川敷上
  地上1cm 0.12 地上1m 0.07

 3.測定場所:横須賀市坂本町 中央斎場前道路側溝蓋上
  地上1cm 0.07  地上1m 0.06


*0.52マイクロ汚泥は、根岸の道路維持センター鍵付の場所に保管され、改良を加え(石灰をいれたり凝固剤混ぜる)、工事用の埋めもどしよう材料としてリサイクルされます。
下水道・水道管まわりの埋めもどし用に使うための土として販売されるそうです。
posted by NO!NO!放射能! at 10:35 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | 横須賀市による幼保小中学校など空間線量測定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

放射性物質検出食材使用についての要望書


●神奈川産冷凍みかんCs6.51㏃/kg検出使用見合わせの要望
 (4/27検査 5月使用予定)


4月末に、5月提供予定の神奈川県産みかんについて、川崎市の冷凍みかんのように検出される可能性があるため、事前検査のお願いと、使用見合わせや産地変更のお願いをしました。
横須賀市教育委員会学校保健課では、4月27日に冷凍みかんの事前検査を実施項目に取り入れてくださいました。どうもありがとうございます<(_ _)>


 結果:セシウム134 2.56㏃/kg セシウム137 3.95㏃/kg 合算6.51㏃/kg検出
検出結果は5月1日に横須賀市HPへアップされ
国の暫定基準値内のため産地変更はしないという通知でした。

国立保健医療科学院生活環境研究部 実効線量率参考
Cs134 8歳≦10歳児<13歳 1.4E-08  Cs137 8歳≦10歳児<13歳 1.0E-08

満月一回摂取した場合(小田原冷凍みかん可食分実測で100g)
  
この冷凍みかん一個分で体内に取り込むセシウム134の量は、
  2.56 [Bq/kg] × 0.1[kg] = 0.256 [Bq]

この冷凍みかん一個分で体内に取り込むセシウム137の量は、
  3.95[Bq/kg] × 0.1 [kg] = 0.395 [Bq]

セシウム134と137の総摂取量は0.651㏃
(2つ食べて1.3㏃/kg)


 内部被ばく量  Cs134 2.56 [Bq] × 0.014 [μSv/Bq] = 0.04 μSv
 Cs137 3.95 [Bq] × 0.01 [μSv/Bq] = 0.004μSv 
 あわせて0.075μsv 
            
満月ワンシーズンにみかんを30回食べた場合
               
         セシウム134   2.56 [Bq/kg] × 3[kg] = 7.68 [Bq]
         セシウム137   3.95 [Bq/kg] × 3[kg] = 11.85 [Bq]

セシウム総摂取量は19.53㏃ 

内部被ばく量は  Cs134 7.68 [Bq] × 0.014 [μSv/Bq] = 0.11 μSv
 Cs137 11.85 [Bq] × 0.01 [μSv/Bq] = 0.1185μSv 
 あわせて0.2285μsv
 

 子どもにとってセシウムを摂取することはなるべく避けたいこと、事前に検出されていることがわかっており、国の基準値より低くても、横須賀独自に検討していただけたらと思います。

 セシウムなどが何ベクレル体内にあって,それを線量当量で何マイクロシーベルトと換算するかの係数は,いくつもの想定を元にモデル化しており,その想定に問題があると指摘する専門家もいるのが現状です。
子どもにとってメリットのない放射能の検出がわかっている食材については使用を見合わせたり、産地を変更していただけたらという保護者の声が多数あがっております。
 
 神奈川県全体の質の高い給食検査体制の構築と維持をもって、さらに高い線量地域で内外の被ばくをしながら生活する子どもたちの地域における検査体制確立への寄与するところは大きいと考えております。

 保護者の思いに寄り添いたいと思うが行政としての限界もあるとのお話でしたが、
子どもたちのために最善の選択をしていただけることを願って5月2日横須賀市教育委員会 
教育長あてに要望書を提出しました。⇒ 検出食材要望書.docx

回答は2週間以内くらいにとのことでした。(5月中旬)


                 〜 要望書 〜



                                       平成24年5月2日
                           No!No!放射能ミーティング@よこすかみうら
                                子どもの未来を守ろう 横須賀 
横須賀市教育委員会 
教育長 永妻 和子様


        学校給食における放射性物質検出食材使用についての要望書

 4月27日横須賀市の事前検査にて5月使用予定食材である冷凍みかんからセシウム134 2.56㏃/kg セシウム137 3.95㏃/kg 合算6.51㏃/kg検出されました。

<横須賀市HP:給食の放射線量の測定について 24年度の測定結果 結果による対応より>
5月使用分の神奈川県産冷凍ミカンから1kgあたり6.51ベクレルのセシウムが検出されました。この値は、新基準値(一般食品100ベクレル/kg)を大きく下回っています。このことから、冷凍ミカンの産地変更等は行いません。なお、今後も実際に子どもたちが食べている提供食の放射線量測定の結果を注視していきます。

 私たちは、子どもたちを無駄な内部被曝から守ることを望んでいます。
微量であっても、給食食材に放射性物質が含まれていれば、食べた子どもは、体内の細胞の近距離から放射線を浴びることになります。今回のような事故の規模で低線量被ばくをしながら生活した場合の影響について、特に子どもにおける人体への影響で明らかなデータというものがありません。
より安全サイドにたち、ALARAの原則 (As Low As Reasonably Achievableの略)にもあるように、「合理的に達成可能な限り被ばく量を低減する」ことについて横須賀市教育委員会とともに手を組み子どもたちの健康を守れますよう願っております。

子どもたちの内部被ばく予防のために、以下の4項目について要望します。

   要望1.放射性物質検出食材の使用中止

   要望2.使用食材の産地変更

   要望3.学校から保護者へ給食食材の事前結果の周知

   要望4.検出食材の摂取を控えたい場合や代替品を持参することについての配慮


         
横須賀の子どもたちにとって最善の選択を検討していただけますよう、また検討結果についての回答をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by NO!NO!放射能! at 19:12 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | 小学校給食事前事後検査結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
志村けんのギャグ